泌尿器科|動物病院|名古屋みなと テイルズ犬猫病院|名古屋市港区「東海通」駅

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泌尿器科

泌尿器科|動物病院|名古屋みなと テイルズ犬猫病院|名古屋市港区「東海通」駅

こんな症状ありませんか?

  • 水をたくさん飲む
  • 尿の色がおかしい(赤い、薄い、黄色い)
  • 尿の出が悪い。トイレから出てこない
  • 尿の回数が多い

考えられる病気

尿路感染症

腎臓、膀胱などに細菌が感染することにより、尿に血液が混じる、頻尿や排尿痛が生じることがあります。感染の程度や感染部位によっては発熱、食欲不振といった全身症状が現れることもあります。原因となった細菌を特定し、効果的な抗生物質を投与し治療します。

尿路結石

泌尿器は腎臓、尿管、膀胱、尿道と繋がっていますが、どの部位にも石が形成される可能性があります。結石によって尿の流れが妨げられた結果、腎臓に負担がかかることで腎臓機能が低下し症状をもたらします。特に尿管、尿道は管が細くなることから閉塞に至ることが多く、放置し過ぎると命に関わることもあります。閉塞に至っている場合は緊急的に閉塞の解除の処置を行いますが、難しい場合は手術が必要になることもあります。
膀胱の結石は直ちに命に直結することは少ないですが、粘膜へのダメージや根深い感染を引き起こす可能性があるため療法食での管理を行いつつ必要であれば開腹手術での摘出も検討します。

慢性腎臓病

腎臓機能の低下が長時間継続した状態を指します。その原因は腫瘍、アミロイドーシス、間質性腎炎など多岐にわたり、高齢の犬猫で多く見られる病態です。腎臓は多機能の臓器であるため腎不全に陥ると様々な異常が起こります。一度低下した腎機能を復活させることは難しいため基本は補助療法となります。脱水予防の点滴、腎臓療法食の給餌、血圧コントロール、貧血の管理などがメインとなります。

急性腎障害(AKI)

泌尿器の閉塞、感染、薬剤など様々な原因で急激に腎機能が低下する病態です。治療への反応が良好であれば回復する可能性もありますが、ときに致死的となるため注意が必要です。静脈点滴や場合によっては腹膜透析といった手技が選択されることがあります。

膀胱腫瘍

膀胱にできる腫瘍で、血尿や排尿の困難が生じることがあります。サイズや発生した位置によっては早期の手術が必要になることもあります。手術が適応でない場合や術後の追加治療として抗がん剤などが選択されます。

先天的な泌尿器異常

生まれつきの泌尿器の形態異常が原因で、排尿に問題を抱えることがあります。尿路走行、位置関係の把握のため排泄性尿路造影という画像検査やCT撮影を行います。異常のパターンによっては手術によって改善が可能です。

治療の流れ

受付・問診

STEP1:受付・問診

来院し受付を済ませて頂き待合室にてお待ちください。尿など検査に使えそうなものがあればこの段階で提出頂けますとスムーズに検査が進みます。

身体検査

STEP2:身体検査

身体検査、問診を進めていきます。尿がしてあったペットシーツや写真など、参考になるものがあればご持参ください。

検査

STEP3:検査

必要と判断した場合には、追加検査をご案内させていただくこともあります。血液検査、レントゲン、超音波、尿検査、血圧測定などを行うことが多いです。尿検査の検体が無い場合、膀胱内に尿が確認できればその場で採取することもできます。

検査結果の説明・治療方針のご相談

STEP4:検査結果の説明・治療方針のご相談

検査結果をお伝えし、治療プランのご提案をさせて頂きます。ご家族と相談しながら一番合った治療方法を模索します

費用

項目 金額
尿検査 1,500円〜
レントゲン検査 4,900円〜
腹部超音波検査 5,500円〜