歯科|動物病院|名古屋みなと テイルズ犬猫病院|名古屋市港区「東海通」駅

〒455-0003 愛知県名古屋市港区辰巳町4-5
052-661-3575
ヘッダー画像

歯科

歯科|動物病院|名古屋みなと テイルズ犬猫病院|名古屋市港区「東海通」駅

こんな症状ありませんか?

  • 口臭が気になる
  • 歯石が多い
  • 口が痛そう
  • 鼻水やくしゃみが多い
  • 口の中にできものがある

考えられる病気

歯周病

歯周病は、歯周病病原菌により歯を支える周りの組織が破壊、吸収されてしまう病気です。口臭、歯茎が腫れるなどの症状が見られ、進行すると歯を支える骨も破壊されてしまうことから歯が抜けたり顎の骨を骨折したりすることがあります。また、破壊される部位によっては上顎の皮膚を突き破って膿が出たり鼻に貫通して鼻水、くしゃみの原因となったりします。歯周病は歯の周囲だけでなく、歯周病菌が血液で全身に循環することで肝臓や心臓などの他の臓器にも影響を与えるため、全身の健康を保つためにも歯周病の予防、処置は大変重要です。
予防には日々の歯のケアが一番ですが、上記のような症状が出てしまった場合は麻酔下での処置を実施します。麻酔下で処置をすることで起きている状態では観察できないような細かい部位まで処置が可能となります。こういった歯周ポケットなどの細かい部位の取り残しが再発の原因を作ってしまうので丁寧に処置していきます。
処置は主に歯石を除去するスケーリングと表面を研磨するポリッシングを行います。スケーリングは超音波スケーラーを使用し素早く実施することで麻酔での負担を軽減します。ポリッシングは研磨剤を用いて歯の表面を研磨し表面を滑らかにすることで歯石を付きにくくする効果があります。

口腔内腫瘍

腫瘍は口の中にもできることがあり、よく見られるもので悪性黒色腫や棘細胞性エナメル上皮腫などが挙げられます。良性のものであっても咀嚼や嚥下、呼吸の妨げになる位置に発生するものもあるため、必要であれば切除など処置をしていきます。

歯肉口内炎

猫で主に問題となるのが口内炎です。酷い場合には食事が取れず痩せてくるなど生活に著しい支障をきたす場合があります。ウイルスや免疫異常などが原因として考えられており、特に口の中の細菌の関与が大きいとされています。そのため歯に付着した細菌を減らすことを目的として全臼歯抜歯や全顎抜歯などが選択されます。当院では局所麻酔を全身麻酔に併用することで痛みの少ない処置が実施可能です。

治療の流れ

受付・問診

STEP1:受付・問診

歯について気になることをお聞かせください。普段のデンタルケアの内容もお伝え頂くととても参考になります

身体検査

STEP2:身体検査

歯を順番に観察し状態を把握していきます。歯の状態によっては眼や皮膚に異常が出ていることがあるため口だけでなくその周囲も注意深く観察します。同時に抜けそうな歯や欠けている歯などの記録をとっていきます。
麻酔下での処置が必要と思われた際は術前検査として血液検査やレントゲン検査などをご提案させて頂きます。

検査

STEP3:処置、お話

検査結果をお伝えし、今後の歯の治療をどうしていくのが最適かお話していきます。麻酔下での処置の場合は日程をご相談し、当日までの過ごし方のご案内をさせて頂きます。

よくあるご質問

歯石取りをしたいのですが10歳を超えており麻酔が心配です

術前検査と的確な麻酔管理によりリスクは最小限に抑えることができます。

高齢の子はすでに病気を抱えている場合も多く、そういった点ではリスクになり得ますがしっかりとした術前検査を実施し状態を評価した上で麻酔に臨むことで安全に実施することができます。過去に10歳以上の子達の麻酔を多数経験しましたが、歯科処置の麻酔で急変したことはありません。ご不安な場合はぜひ一度ご相談ください。

費用

項目 金額
術前検査(血液検査、レントゲン検査) 11000円〜
麻酔下歯科処置(軽度) 25000円〜
麻酔下歯科処置(重度) 43000円〜